お知らせ

「手話学習者交流会④」を開催しました

 手話を学んだ経験のある方を対象とした手話通訳者を交えての交流会を開催しました。

 受講者の皆様には「手話を使ったり学んだりしている中で疑問に思ったことや、手話で表現したい文章や単語、手話を使いたい状況」などを考えておく様、事前にお知らせしていましたので、最初にそれを紙に書いていただきました。

 例に挙げた動詞を利用し、手話で通じる文章をいくつか作ってみました。日本語の文法をそのまま手話の単語に置き換えるのではなく、手話で通じやすい文法や表現に置き換えてみる練習です。
 接続詞を使わず短い文章を使った方が通じやすい。複数の意味がある単語は状況や前後の言葉により表現を選ぶことなどポイントを学びました。

受講者に書いていただいた手話の疑問、知りたいこと等(※ 要約・抜粋しています)

疑問
  • 語順
  • 聴覚障害者のスポーツについて
  • 読みとりができない。
表現したい文章や単語
  • 「見える」の使い分け。何でも「見る」+「できる」で済ませてしまう。
手話を使いたい場面
  • 聴覚障害者とのコミュニケーション
  • 素顔(すっぴん)、ニキビ、非常用持出袋、硬貨(小銭)
  • 先生が言う、先生に言う
  • 変える、代える

終了後のアンケートより「感想」

  • 楽しかったです。
  • 楽しく参加させて頂いて、申込して良かったです。
  • 手話表現のしかたを勉強できたので良かった。でも、ちょっと難しかったです。
  • 今日は大変勉強になりました。書き言葉にとらわれていたように思いました。しばらくは単語を覚えることをがんばります。
  • 参加することでまた手話について勉強できました。ありがとうございました。
  • どうして自分の手話がろう者に伝わらないのか、なんとなくわかった気がします。話し言葉に置き換えた手話表現を意識してみたいと思いました。
  • 難しかったですが、とても勉強になりました。先生が楽しく教えてくださるので時間があっという間にすぎました。手話の勉強を始めたばかりなので、今後も勉強を続けていこうと思います。
教室の様子です

以前の「手話学習交流会」の様子

「手話学習者交流会③」を開催しました (R6.9)
「手話学習者交流会②」を開催しました(R6.7)
「手話学習者交流会①」を開催しました (R6.5)

次回開催日

次回開催は、1月21日(火)13:30~です。申込受付は1か月前から。
詳細・申し込み先:https://forms.gle/9cySKNNeK5KxsHd27

次回も、事前に学びたいことを記入していただき、それに沿った学習会を行う予定です。

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